福岡近郊の海で獲れる・食べれるおいしい旬の魚 1月編

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日本では昔から魚を「生(刺身)」で好んで食べる風習があります。
他にも焼いたり、煮たり、揚げたりなどなどたくさんの方法で食べられてきました。

最近では「寿司」が世界的に人気となり、日本に訪れる外国人観光客の方々も生で魚を食すことも観光の目的の大きなひとつとなってきました。
福岡の街中でも、外国人観光客が、刺身や寿司を味わう姿もよく目にするようになり、箸を上手に扱う人もいればそうでない人を見ることも、私たち福岡に住むものとしても目を細めるうれしい光景です。

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海流がぶつかり豊かな漁場として知られる北部九州の海、そんな海に福岡は面しているため、たくさんの様々な美味しい魚・貝、海藻などをたくさん獲ることができます。

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福岡グルメはラーメン、もつ鍋、明太子だけにあらず、魚貝類が美味しいことでも知られ、福岡市内の人口当たりの魚料理店の数は全国一位なのです!
「長浜鮮魚市場」も都心部の近くにあり、水揚げされた魚貝類はその日のうちに、新鮮でいきのいいまま店頭に並びます。

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美味しくてレベルの高いお店がたくさんある福岡の、そんな福岡の人たちの舌が肥えるのは当然のこと!そうなると自然に「板前さん」や作り手のレベルも向上します。
そこに作り手さんに応える「漁師」さんたちの下処理を含めた努力もあり、九州中から集まった豊富な魚たちが市場に集まり、お店に並び、地元の人たちも満足という素晴らしい「輪」が成り立っています。

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国内外問わず、たくさんの観光客が「福岡のメシはうまい!」と口にします。
福岡にマズイ魚料理を出す店はない!といっても過言ではないかもしれません!

魚貝類には季節ごとに「旬」と呼ばれる、食べごろを迎える季節があります。
そんな福岡近郊の海で獲れる、福岡で食べることのできるおいしい旬の魚を月ごとに分けてご紹介します。

1月編

ブリ

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福岡の正月といえばブリ。
冬は特に「寒ブリ」と呼ばれ、とても美味しいお魚。
ヤズ、ハマチ、ブリと成長につれて呼び名が変わる出世魚として縁起のよい魚。
刺身はもちろん、鍋に入れたり、しゃぶしゃぶにしたり、照り焼、あら炊きしたりとたくさんの料理方法で食べられています。

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とらふぐ

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全国トップクラスの水揚げ量を誇る福岡の天然とらふぐ。
天然のとらふぐはその美味しさから最高級食材のひとつ。
特に福岡で獲れるとらふぐは荒波にもまれ、身はきめ細かくつややか。
刺身、鍋、から揚げ、ひれ酒などで楽しまれています。
毒を持っているため、料理には免許が必要!くれぐれも自分の手では料理しないように!

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牡蠣

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穏やかな博多湾で育まれた牡蠣は、福岡近郊の海でもたくさん「養殖」されています。
大きくプリッとした食感でとても美味しく、生牡蠣としてそのまま食べたり、焼き牡蠣として多く食べられます。
冬のシーズンは「牡蠣小屋」も海沿いや都心部にも登場し、炭火で自ら焼きながら食べるというスタイルで人気となっています。

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ナマコ

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最初に食べた人はすごい!と感じる見た目ですが、一口サイズに切りポン酢などをかけて食べるなまこ酢はコリコリとた食感で、冬のお酒のおつまみとしても愛されています。
本体の色によりアカ、アオと区別されています。
内臓を塩漬けしたものを「このわた」と呼び、卵巣を乾燥させたもので火で炙ったのもを「このこ」と呼び、どちらもお酒の肴として好まれています。

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アワビ

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貝の王様と呼ぶにふさわしい超高級食材のひとつ「あわび」。
料理方法が多々ありますが、クロアワビはコリコリとした食感の刺身が断然おすすめ!
他にも酒蒸し、ステーキ、バター焼きなども好まれて食されています。
福岡近郊の海で獲れるのは三種類で最も多いのはクロアワビと呼ばれる種類。
種類にもよりますが、7月から9月にかけてが、あわびの旬と言われていますが、この季節の福岡のアワビも美味しくいただくことができます。

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サザエ

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日本を代表するマンガの主人公の名前になっているほど日本人には馴染みの深い「サザエ」。アワビよりはリーズナブル、美味しくて人気の食材です!
熱々のつぼ焼きやコリコリとした食感の刺身として食されます。
つぼ焼きは蓋を取るのも、肝まで取り出すのもコツがいりますが、慣れてしまえば簡単です!
波の荒い場所に生息するサザエはツノが2列で長く、波のおだやかな場所に生息するサザエはツノが1列で短いか、ツノがありません。

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のり

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福岡では柳川やお隣の佐賀県の有明海苔が非常に有名。
福岡県と佐賀県に面する世界有数の干満の差を誇る「有明海」は、多くの河川からのミネラル豊富な、栄養塩が流れ込む恵み豊かな漁場で、1日2回の干出により旨みが凝縮されることで佐賀海苔独特の味が作られると言われています。
おにぎりに巻かれて出てきたり、みそ汁と一緒に食べたり、名脇役的ポジションでどの料理でもとても美味しく色々な料理を引き立てます。

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冬は特に「旬」を迎えるお魚・貝が多い季節、日本では安全に美味しく「生」でお魚を安心して食べることができます。
和食には欠かせないお魚、「美味しいお魚料理を出すお店の数日本一の街・福岡」でたくさんの美味しくて新鮮な魚貝料理を1月も堪能してください。