和食~日本の料理 vol.8~
今や世界から注目され!
2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された日本料理「和食」をMENTAIRICEが紹介します!
目次
「和食」の4つの特徴
(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。
(2)健康的な食生活を支える栄養バランス
一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。
(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現
食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。
(4)正月などの年中行事との密接な関わり
日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。
★農林水産省ホームページ参照
【たこ焼き】
日本第2の都市「大阪」名物(発祥)の「たこやき」は小麦粉の生地の中にタコ(主にマダコ)と薬味を入れて直径3cm~5cmほどの丸い球形に焼き上げた料理。
外はカリッと、中はトロッとしたものが一般的に人気で、タコのコリコリした食感と旨味にマヨネーズやソース・鰹節・青のりを上に乗せ食べられています。
中は熱々なので勢いよく食べると口の中を火傷するのでご注意を!
近年は、大阪に限らず日本全国で個性豊かな「たこ焼き屋」が増え、様々な具材が入ったたこ焼きが増えてきました。
具材がタコではなくとも、タコが入っていなくとも「たこ焼き」と呼ばれます。
自宅パーティーやお祭りでもよく食べられ、親子で簡単に楽しみながら一緒に作れるところや、可愛い見た目も長く愛される要因のひとつです。
気軽に食べられる日本のソウルフード「たこ焼き」!
【水炊き】
日本の冬といえば鍋!
水炊き(みずたき)は、鍋に水を張り、鶏肉、野菜などの食材を煮込んで調理する日本の鍋料理の一種。
福岡・博多名物(発祥)として知られ、全国各地に水炊き専門店も増え、大人気の鍋料理となりました。
鶏から出るコラーゲンもたっぷりで、鶏や野菜の出汁が効き、塩を少し入れた白く濁った白湯スープをまずは味わうことをおすすめします。
具材はポン酢などに付けて食べるのが一般的でお鍋料理の中ではかなりさっぱりした味わい。
お店で食べる本格的なものから、家庭で簡単にでき、食べられるものまで幅広く楽しめます。
残ったスープで作られる〆の雑炊はまた格別。
水炊きはお腹にも優しく、美容・健康にもよく身も心も暖めてくれます。
【お茶漬け】
お茶漬け(おちゃづけ)とは、主に米飯にお茶やお湯、だし汁をかけた料理。
コンビニやスーパーなどで市販されているふりかけタイプのお茶漬けの元をご飯に乗せ、その上からお茶や、お湯をかけて食べるのが家庭では一般的。
味は梅味、明太子味、鮭味、高菜味など種類も豊富で、お湯をかけるだけという手軽に作れるところも魅力。
疲れた日や食欲のない日、深夜に小腹が空いた時、居酒屋などでお酒を呑んだ〆のご飯としてもお茶漬けはよく食べられます。
近年では具材にこだわった、お洒落なお茶漬けも増え、お茶漬け専門店も増えてきました。
鯛の刺身をご飯の上に乗せ、だし汁をかけて食べる「鯛茶漬け」も人気。
世界から絶賛され、今では世界各地に日本料理店を目にするようになりました。
ぜひ本場の日本で「和食」を味わい、堪能してみてください。