新年の神社参拝

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福岡には有名で大きな神社がたくさんありますが、各地域にも規模は小さくても歴史のある神社がたくさんあります。

江戸時代、黒田藩の守護神として参拝されていた紅葉八幡宮

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歴史のある神社で文明14年(1482年)に筑前の国橋本村に建てられ、現在は福岡市営地下鉄 藤崎駅から徒歩で10分ほどの小高い丘の上にあります。お正月には筑紫舞や紅太鼓初打ちの奉納が行われます。また1月3日には名物料理として有名な「さばちゃんこの振る舞い」があります。

地域に根差した神社として地域の人たちと一緒になって行う行事がたくさんあり、長い間続けられています。

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昔の日本では太陰暦を使っていたため節分の日が大晦日で、立春に近い新月の日が元日でした。紅葉八幡宮では一年の終わりの2月の節分の日に豆まきや厄払いなどが行われ、境内は多くの人たちで一杯になります。

道案内の神様 猿田彦を祭神とする猿田彦神社

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古事記や日本書紀にも登場する古くから信仰の対象とされてきた猿田彦。
福岡市営地下鉄 藤崎駅から徒歩3分のいつもは落ち着いた雰囲気の猿田彦神社ですが、毎年初めの庚申の日にある初庚申大祭には朝の5時前から多くの人が訪れます。
参拝する順番待ちでどんなに長い列になっても、多くの人たちが並び続ける信仰を集める街中の神社です。

福岡市の一部の人たちは猿田彦神社の猿のお面を家の玄関に掛けて悪いことを防ぎます。

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日本語では動物の「猿(さる)」と「去る(さる)」という言葉は同じ発音になります。そのため猿田彦神社の猿のお面は、家の入口に飾ると「災難が去る」「幸福が訪れる」「猿は木から落ちないので試験に落ちない」などと地域の人々から信仰の対象とされてきました。

紅葉八幡宮や猿田彦神社は、福岡市営地下鉄の藤崎駅近くのとても交通の便が良いところにあります。神社から東に向けては藤崎通り商店街、高取商店街、西新商店街が連なり近くにある複数の高校や大学の学生が行きかう活気のある地域になっています。商店街を歩くと天神や博多駅近郊とは少し違う、昔からの福岡らしさあふれる面白い街を楽しむことが出来ます。