特別な模様が施された「天皇陛下御即位記念切手」

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【令和】が始まって、約5ヶ月。
今年は、平成から令和へと時代が変わった年です。

そんな、日本にとって特別な年に、天皇陛下の御即位を記念し、特殊切手『天皇陛下御即位記念』が発売されました。

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記念切手だけに、豪華で華やかな仕様です。色も鮮やかで美しいですね。

切手に施された文様は、1888年に建てられた『明治宮殿』(1945年5月に消失)の中でも、最も格の高いとされた『正殿』の内部に装飾されたものから。

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正殿で使用されていた緞帳(カーテン)から書き起こされた、“鳳凰”。
鳳凰は日本において、特に天皇陛下に関わるような最高位の儀式に登場することの多い、伝説の霊鳥です。

なんと、こちらの鳳凰、御馴染みの【一万円札】にも登場しています!

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こちらは、正殿の天井に描かれた装飾文様です。

宝相華文(ほうそうげもん)といい、古くは奈良・平安時代から、盛んに用いられてきました。実在するものではなく想像上の花ですが、様々な花が合わさり、華やかな美しさを醸し出しています。

どちらも、特別な一年にふさわしく日本ならでは、高貴な切手です。

ちなみに、余白部分も特別仕様!

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明治宮殿正殿を描いた絵図から、柱を隠すために用いる飾り『柱隠(はしらがくし)』のデザインを書き起こしました。

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普段の切手よりも大きめサイズで、存在感があります。日本の新たな門出にふさわしい、美しい切手です。

記念に一枚、ゲットするのも良いかもしれません。

日本国内の郵便局にて、取扱中ですよ!