【Tips】日本で車を運転予定の外国籍の方へ

最近レンタカー利用の訪日外国人による交通事故が増えています。その背景には日本の交通ルールに対する理解が十分でないこと、自国の交通ルールが日本でも通用するという誤った認識があります。

この記事は日本で車を運転するにあたり特に気を付けて欲しい状況を実際の事故の状況を再現した3DCGを交え解説しています。日本で近い将来車の運転を予定されている方、レンタカー利用を検討中の方は他人事と思わずに、ご家族ご友人を守るためにもぜひ最後まで記事をお読みください。記事の最後には実際の事故映像も交えたさらに詳しい内容の動画のリンクも貼っています。あわせてチェックして安心安全な日本でのドライブをお楽しみください。

 

目次

特に気を付けて欲しい状況8選

原付などの二輪車との接触

ドライバーは左後方から近づく原付に気が付きませんでした。原付を見落とすことによる車線変更や右左折時の接触事故が驚くほど多くなっていますので気を付けましょう。

 

車間距離

左車線前方の車が不意にUターンを試みたことで前の車が急ブレーキを踏み追突しました。車間距離をとっていれば予期せぬ出来事にも対応がしやすくなります。

 

歩行者、自転車等の急な飛び出し

対向車線の車の間から自転車が飛び出してきました。歩行者や自転車がいつでも飛び出してくるかもしれないという意識をもって運転に臨みましょう。

 

スピードの出しすぎ

減速せずにカーブに進入したことでハンドル操作を誤りスピンしてしまいました。道路は設計速度に基づいて作られていますので各道路の制限速度には注意しましょう。

 

交差点内の右左折

交差点の右折時バスの影から直進してきたバイクと衝突しました。事故の半数は交差点で起こっていますので常に細心の注意を払いましょう。

 

無理な車線変更

交差点手前で車線変更してきた左車線の車と衝突しました。交差点内はもちろん、交差点付近での急な車線変更もまた危険です。

 

シートベルト・チャイルドシートの着用義務

シートベルト・チャイルドシート非着用時の死亡率は14倍にもなります。後部座席も例外ではありません。

 

踏切の通行

降りている遮断機に気がつかずに追突しました。踏切では遮断機や警報機の作動の有無に関係なく、一旦停止をして前方、特に踏切の向こう側のスペースそして左右を確認しましょう。

 

 

 

以上が特に気を付けてほしい点です。

また、逆走による重大事故もあり得ますので普段左ハンドルで運転されている方は気をつけましょう。

 

もっと詳しい内容は実際の事故映像を交えた以下の動画をご覧ください。

 

また、シカゴの Rosenfeld Injury Lawyers LLCから注意散漫運転の危険性のついてまとめた記事が出ていますので、あわせて参考にしてください。

Motor Vehicle Safety: The Dangers of Distracted Driving(英語のみ)