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日本では四季がはっきりとしているため、季節ごとに旬の食べ物があります。旬のものは他の季節に比べ、安く買える上に品質や栄養価が高いので、積極的に楽しむことをオススメします。

今回は秋の旬をお伝えします。

新米

秋は主食であるお米の収穫の季節です。この時期に新しく収穫したお米は特に「新米」と呼ばれ、水分量が多くもちもちとした食感が特徴です。新米は旬の食材を使ったおかずとも相性抜群です。

秋刀魚

秋と言えばサンマ！近年は不漁のため例年に比べると入手しづらいこともあるのですが、塩焼きにしたサンマは独特の苦みと旨味があり、ごはんにも良く合います。横に大根おろしを添えることも多く、秋の季節には定食屋さんなどでもよく見かけます。

さつまいも

甘くてほくほくとしたさつまいもは、焼き芋や天ぷら、味噌汁にスイートポテトなど、いろいろなジャンルの料理で使われます。車で焼き芋を売ってまわる石焼き芋屋さん、最近は少なくなりましたが、見かけたことはありますか？

栗

こちらも秋の代表的な味覚で、栗ごはん、モンブランと、ごはんからお菓子にまで幅広く使われています。特に秋は市販のお菓子も栗の味のものが多く販売されます。

なす

夏にも食べられるなすですが、秋に収穫されるなすは「秋ナス」と呼ばれ、気温差などの関係で旨味がぎゅっと詰まり、種が少なくて美味しいうえに栄養価が高いと言われています。焼きナスや漬物、天ぷらなど、シンプルにいただくことが多い食材です。

きのこ

キノコ類も秋を代表する味覚です。しめじやえのきなど、多くのキノコは年中簡単に手に入りますが、旬は秋です。その中でも松茸は他の季節ではほとんど手に入らない高級品。独特の香りはマツタケご飯やお吸い物などで楽しまれています。

柿

秋が旬の果物はたくさんありますが。柿もその代表的な物のひとつ。ビタミンやカロテンなどが豊富です。皮を剥いてそのまま食べる甘柿と、干し柿にして食べる渋柿があります。干し柿は秋に収穫してから作るため、多く食べられるのは年末年始あたりです。

ぶどう

秋に旬を迎える葡萄は、現在様々な種類のものが出回っています。巨砲やマスカット、デラウエアなどが人気ですが、果物としてだけではなくワインなどにも。最近では国内産のワインも増えてきましたので、是非試してみてくださいね。

いかがでしたでしょうか？

日本の秋は「食欲の秋」とも呼ばれ、涼しく過ごしやすい季節に美味しい食べ物がたくさんあるため、ついつい食べ過ぎてしまいます。
食べすぎには気を付けつつ、秋の味覚を楽しみましょう！