福岡名物!焼き鳥の種類
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简体字版正在準备中。
福岡の名物グルメには明太子・ラーメン・もつ鍋・水炊き・魚介類等々たくさんありますが、実は焼き鳥も名物のひとつです!
福岡の街を歩くと多くの焼き鳥屋を目にします。
それもそのはず!福岡県は人口あたりの焼き鳥店舗数が日本一です!
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福岡市内でも焼き鳥屋さんを多く見かけますが、特に福岡県久留米市はコンビニよりも焼き鳥屋さんが多いと言われるほど、焼き鳥が名物の街でもあるのです!
久留米独特の呼び方である「ダルム」「センポコ」「ヘルツ」など聞きなれないメニューもあります。(同じ福岡県民でもわかりません!笑)
いざ、焼き鳥屋さんに入ったのはいいけれど、スタンダードなメニューさえよくわからない・・・って方も多いはず!
そんな方の為に「焼き鳥」の種類を細かく説明します!
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そもそも「焼き鳥」とは鶏肉を焼き、塩やタレで味付けをし、串に刺して提供される料理が一般的ですが、最近は色々アレンジされて自由度が高くなってきています。鶏肉がメインですが、鶏肉だけではなく豚肉・牛肉・野菜・魚・貝などの具材も豊富に存在し、料理方法も多種多様。日本全国には様々な焼き鳥が存在します。
福岡では串に刺し、炭火で焼かれた焼き鳥が多く提供されています。
お店に入り、注文すると「ぽん酢ダレ」がかかった「キャベツ」が大皿で出てきて、その上に焼き上がった焼き鳥串が順番に置かれていきます。
キャベツが無料で出されるところも福岡では多く、全国的にも驚かれる福岡独特の焼き鳥文化です!
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福岡市内での焼き鳥の部位の呼び方を主に個人的!好きなランキングでお届けします!
ほぼどこのお店でも注文時に聞かれる「タレと塩どちらにしますか?」に私は断然「塩派」です!
もも(四つ身)
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鳥のもも肉の部分、足の付け根から先の部分、文字通りももの部位。
溢れだす肉汁がジューシーで柔らかく食べやすい1番人気!
タレでも塩でもOK!
ハツ
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鶏の心臓部分。「こころ」「ヤサキ」といった名前で呼ばれることもあります。
同じ内臓の代表的種類のレバーに比べ歯応えがあり、あっさりとして食べやすい。
タレでも塩でも美味しく1羽の鳥から1つしかとれない希少な部位!
砂肝
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消化器官の一部でほとんど脂肪分がなく、コリコリした食感!
砂をため込む肝なので「砂肝」と名付けられました。
臭みもほとんどなく食べやすくあっさり!塩で食べるのがおすすめ!
せせり
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鶏の首の部分を「せせり」と呼びます。
鶏はよく首を動かすため、肉が詰まっていてしっかりとした食感!
濃厚な味わいの部位!
バラ
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鶏ではなく豚のバラ肉を焼いたもの。
あふれる油のうま味が濃厚でジューシー!
ビールのお供に最初に注文する人が多い!
ねぎま
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むね肉やもも肉とネギが交互に串に刺されているねぎま。
まさに肉と肉の間にネギが刺さっているので「ねぎま」と呼ばれています。
タレでも塩でもOK!
皮
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首や胸など色々な部位の皮があります。
コラーゲンもたっぷりで女性からの人気も高い部位!
焼き方次第でピリプリと柔らかめにも、パリパリと硬めにも仕上げることができます!
タレで食べる人が多いですが、塩でもOK!
レバー
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肝臓の部分。ビタミン類や鉄分が豊富で栄養価が高く火加減によって食感もかなり変わります。
新鮮なレバーほどしっとりとやわらかく食べやすい。
苦手な人も多いですが、新鮮なレバーは食べられる!という人も多いほど!
タレで注文する人が多いですが、塩でもOK!
なんこつ
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軟骨=軟らかい骨と書かれる通りや柔らかい骨の部位。といっても骨なのでコリコリとした食感。胸骨のヤゲンナンコツと膝の部位のゲンコツがありゲンコツのほうが硬め。
ぼんじり
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鶏のしっぽにあたる部分の肉で、1羽からわずかしかとれない希少な部位。
筋肉が発達している部位で脂がのり、うま味も濃厚な部分。
タレでも塩でもお好みでOK!
手羽先
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羽の先端から関節にかけての部位。
皮を残して骨を付けたまま焼かれたものが多く、焼けた皮の香ばしさとパリパリ感、骨のエキスが溶け込んだ肉の部分。それぞれのパリパリ感とジューシーさがバランスよく共存した味わい。
ささみ
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胸の部位の一部。
脂身が少なく、低カロリーでダイエット食品としても好まれる。
パサパサに近い食感で上にチーズや明太子、梅やシソの葉などを乗せて食べられることも多い。
形が笹の葉に似ていることからささみと呼ばれている。
つくね
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むね肉やもも肉などをひき肉にし、丸いや円柱形の形にして焼かれたものを「つくね」と呼ぶ。
卵の黄身と絡めて食べられることも多い。
そのほか肉以外にも、ししゃも・うずら・ししとう・しいたけ・にんにく・ねぎ・ピーマン、ホタテなど多種多様なメニューがあり、気軽に入れる雰囲気の店も多く、博多名物のひとつである博多屋台でも焼き鳥を出すお店は多い!
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最近では独自のアレンジを加えた焼き鳥屋、お洒落な焼き鳥屋も増え、女性人気の高まりや、外国人観光客からの人気も高い焼き鳥。
庶民的価格のお店が多いところも人気の理由のひとつ。
目の前で焼いてくれるお店が多く熱々で出してくれますが、その分、焼き鳥を焼く煙が服に染み込むところも多いので、お気に入りの服は着ていかないほうがいいかも!
同じ焼き鳥でも驚くほどお店によって味付けや見た目にも違いがあります!
何軒も回ってお気に入りのお店を見つけるのも、福岡旅行の粋な楽しみ方のひとつでしょう!