神社参拝

日本では一年の初めに神社やお寺にお参りすることを初詣と言います。
初詣は平安時代(西暦794年~1185年)からある「年籠り(としごもり)」という風習から始まったと言われています。

初詣は新しい一年の安全や豊作を祈願する風習です。

目次

今年はCOVID19の影響で、いままで普通に行なっていたことができなくなったり、新しい形に変えて実施されたりしました。
私たちも来年の初詣は人込みや密集を避けるために年始に限定せず、12月から1月の長い期間で実施してみませんか。
神道の神様は期間や時期にこだわらず、きっと私たちの願いを受け止めてくれると思います。

 

初詣にぴったりの各地の神社をご紹介します。

 

出雲大社(いづもおおやしろ) 島根県出雲市

日本を代表する出雲大社は、日本中の神道の神様が毎年10月に集まる、強い力を持つ神社として有名です。
出雲大社の周辺には、10月に八百万の神をお迎えする「稲佐(いなさ)の浜」や「弁天島(べんてんじま)」、神話で日本の夜を守ると言われる「日御碕(ひのみさき)神社など有名な観光地があります。

 

厳島神社(いつくしまじんじゃ) 広島県廿日市市

風光明媚な神社として有名な厳島神社は「宮島」という通称で呼ばれる小さな島にあります。
多くの観光客が訪れる広島駅から路面電車に乗れば、島に渡るフェリー乗り場近くの駅まで行くことができます。
路面電車の一日乗車券を購入すれば、広島市内観光もバッチリです。

祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ) 佐賀県鹿島市

日本三大稲荷の一つである「祐徳稲荷神社」の主要な建物は330年ほど前に建てられました。
建物は鮮やかな総漆塗りの朱色で見る人の目に飛び込んできます。
JR佐賀駅前の佐賀駅バスセンターやJR肥前鹿島(ひぜんかしま)駅前の鹿島バスセンターから直通バスで行くことができます。

 

ここでご紹介した神社はとても有名な神社ですが、日本には地域の人の愛され長い間続いている大小の神社がおよそ8万社ほどあります。
神道の神様は、他の宗教と競ったり、他の宗教の信者を区別したりすることはありません。お参りに来る全ての人を受け入れてくれます。
COVID19が落ち着いて日本に来たときは、日本固有の神社参拝という体験をしてみてください。