福岡県内の九州オルレコース
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「オルレ」とは、韓国・済州島発祥のトレッキングコースの総称です。
韓国・済州島の方言で「通りから家に通じる狭い道」という意味で、その姉妹版として「九州オルレ」が誕生しました。「九州オルレ」コースは2012年に第1次の認定コースとして4コースがオープンして以来、毎年新コースが開設されています。九州オルレの魅力はなんといっても九州の雄大な自然を五感で感じながら自分のペースでゆっくりコースを楽しめるところです。2019年5月現在、九州オルレは全21コース展開しており、福岡県内には合計で6つの九州オルレコースがあります。四季折々の自然や景観が楽しめるそれぞれのコースの魅力についてご紹介します。
コース内の要所には「カンセ」と呼ばれる済州島の馬をモチーフ にしたオブジェや青と赤のリボン、木製の矢印やペイントされた矢印などの標識が設置されています。目印に沿って歩きましょう。
九州オルレ「宗像・大島コース」
福岡県内で最初の九州オルレコース「宗像・大島コース」。
宗像市神湊港渡船ターミナルから約25分の船旅を経て渡り、大島を巡ります。大島には、世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群に認定された、宗像大社中津宮や沖津宮遙拝所があります。さらに、空気が澄んだ晴れた日には、大島の北側の海辺にある沖津宮遙拝所や御嶽山展望台(標高224m)より、沖ノ島を始め玄界灘を望むことができます。
実施場所 |
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スタート地点:大島港ターミナル – 宗像市大島1809-18 |
距離 |
11.4km |
所要時間 |
4~5時間 |
コース難度 |
中級~上級 |
ホームページ |
http://www.welcomekyushu.jp/kyushuolle/?mode=detail&id=15 |
九州オルレ「八女コース」
九州屈指の茶のくに八女を感じながら、八女丘陵の古代文化に触れる八女コース。
八女地域には約300の古墳があり、そのうちの「童男山古墳」では実際に古墳の中に自由に入ることができ、石室の中を見学することが出来ます。また、八女中央大茶園は65haの広大な敷地をもち、はるか一面に広がる茶畑は圧巻です。
実施場所 |
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スタート地点:山の井公園 – 八女市山内1208 |
距離 |
11km |
所要時間 |
3~4時間 |
コース難度 |
初級 |
ホームページ |
http://www.city.yame.fukuoka.jp/kanko/3/1457320369638.html |
九州オルレ「久留米・高良山コース」
久留米・高良山コースは、JR久留米大学前駅をスタートし、久留米森林つつじ公園や高良大社、山川町内にある妙見神社、王子池をめぐる耳納連山の最西端・高良山を中心に整備された約8.6キロのコースです。
高良大社をはじめ、国指定の重要文化財や天然記念物なども随所に見られ、全国に4か所だけの非常に珍しい国指定重要文化財の孟宗金明竹林(もうそうきんめいちくりん)が大変美しく見どころの一つです。
実施場所 |
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スタート地点:久留米大学駅前 – 久留米市御井朝妻1-8-1 |
距離 |
8.6km |
所要時間 |
3~4時間 |
コース難度 |
中級~上級 |
ホームページ |
https://www.welcomekyushu.jp/kyushuolle/?mode=detail&id=20 |
九州オルレ「みやま・清水山コース」
女山史跡森林公園から清水寺を経由し、「道の駅みやま」へと向かう歴史と自然に包まれたコース。
八楽会のお城を見上げて出発し、神秘的な竹林を抜けると、桜や紅葉が鮮やかで筑後平野を見下ろす女山史跡森林公園展望台に到着します。さらに、神籠石の傍を下り清水寺へ向かうと、雪舟が造ったと云われる本坊庭園や、五百羅漢、三重塔など歴史文化が色濃く残っています。自然と歴史文化に癒された後は、フィニッシュ地点の「道の駅みやま」でみやま自慢の農産物や特産品をお楽しみください。
実施場所 |
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スタート地点:八楽会 – みやま市瀬高町大草1086 |
距離 |
11.5km |
所要時間 |
4~5時間 |
コース難度 |
中級~上級 |
ホームページ |
https://www.welcomekyushu.jp/kyushuolle/?mode=detail&id=23 |
九州オルレ「筑豊・香春(かわら)コース」
万葉の昔から栄えた長い歴史をもち、文化遺産も数多くある福岡県田川郡香春町(かわらまち)に整備されたコース。
スタートは百年前の景観を伝えるJR採銅所駅(さいどうしょえき)。山里の風景を眺めながら山道を登り、標高303mの頂から香春岳と採銅所地区のパノラマを楽しみましょう。山を下り、金山跡、奈良時代の銅鉱山・神間歩(かんまぶ)を通り香春岳山麓まで歩きます。日田彦山線を縫って進むため、鉄道写真の名所・第二金辺(きべ)川橋梁など多くの鉄道風景に出会えるのも魅力。さらに元光願寺(もとこうがんじ)跡の大クス、香春神社の山王石などパワースポット巡りも楽しみなコースです。
実施場所 |
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JR採銅所駅よりスタート |
距離 |
11.8km |
所要時間 |
4~5時間 |
コース難度 |
中級 |
ホームページ |
https://www.welcomekyushu.jp/kyushuolle/?mode=detail&id=25 |
九州オルレ「福岡・新宮コース」
魅力的なトレッキングコースに対し認定する「九州オルレ」の第8次コースとして新宮町を横断する「福岡・新宮コース」が認定を受け、2019年3月より新たにオープン!
福岡市に隣接し、博多・天神からわずか30分の好立地でありながら自然も多く残る、海あり山あり松林あり、そして歴史ありのコースです。コース前半は立花山周辺で、特産品のミカン畑や歴史が多く残るエリアを通り、展望台から望む玄界灘に浮かぶ相島の景色を望むことができます。後半は、発展している町の中心部を通り抜け松林へ・・・その先に広がる新宮海岸で潮風を感じながら満足感と達成感を味わってください。都会でありながら心の安らぎを感じられるコースです。
実施場所 |
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スタート地点:佐屋バス停(福岡県糟屋郡新宮町立花町) |
距離 |
11.9km |
所要時間 |
4.5~5時間 |
コース難度 |
初~中級 |
ホームページ |
https://www.welcomekyushu.jp/kyushuolle/?mode=detail&id=27 |
各オルレコースごとに、その地ならではの特色があり、自然景観だけでなく、歴史の地を巡ることもできます。五感で自然の恵みを感じながら、自分のペースでのんびりとオルレコースを堪能してみてはいかがでしょうか。
そして九州オルレでは、スタンプラリーを開催しています。九州オルレの各コースを歩いて頂き、スタンプ欄にスタンプを押して全コースのスタンプを集めることが出来ます。全コース踏破認定された方には、その栄誉を讃え、認定証・記念品が授与されます。
※詳しくは、九州オルレのホームページでご確認ください。
参考サイト:九州旅ネット
※情報はすべて2019年7月1日時点のものです。